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おてつだい募集!【森のおてつだいシリーズ・本気の作業編】カエル池を整備して、産卵場所をまもろう

2025年1月11日は積雪による凍結のため施設臨時休園となりましたので、作業も中止といたします

※後日、スタッフと以前から油山での活動に携わってくださっているボランティア団体有志の皆様と作業をしました。その様子はこちらをご覧ください。
 → note「カエル池の整備」

森の中では日々いろんなお仕事があります。
ある時は草刈り、ある時はミツバチのお世話、落葉や枝のおそうじなどなど。。。
大変なことも盛りだくさん、でも楽しいことも盛りだくさん!
これってスタッフだけでなく、興味ある人みんなでやったらもっと面白いんじゃない!?

ということで、不定期で開催している【 森のおてつだいシリーズ 】
今回はカエルの産卵場所を整備する保全活動を行います。本気の作業となりますので、軍手や長靴などの装備が必要です。また対象は18歳以上とさせていただきます。お手伝いに来られる方は以下を最後までご覧いただき、ぜひご参加ください。当日、油山でお待ちしております。

日  時|2025年1月11日(土) 10時から終わり次第終了(2時間くらいを想定しています)
    ※好きな時間に来て好きな時間に帰ってOK!

積雪による凍結のため施設臨時休園に伴い、作業は中止といたします
場  所|森側入口駐車場
参加費 |無料(おてつだいなので)
対 象 |18歳以上(事前申込み不要)※安全管理上今回は年齢制限をいたします
持ち物 |軍手、長靴、着脱しやすい防寒着、着替え、お持ちの方はマイ角スコップ、飲み物
     ※装備が不十分な方はお手伝いをご遠慮いただくこともあります。ご了承ください。
内 容 |砂で埋もれてしまった池を掘り、カエル池を復活させます。

カエル池の話を少し… ※お時間ある方はご覧ください。

森側入口駐車場裏に人知れずあったカエル池は園内で最大級の産卵場所であり、毎年ニホンアカガエルやシュレーゲルアオガエル、二ホンヒキガエルなど多くのカエルたちが産卵しに来ていました。しかしながら2022年の線状降水帯の影響でその全てが上流から流れてきた砂で埋められてしまいました。

 2023年、その場所にたまたまできた小さな水たまりでニホンアカガエルが産卵しました。ところが水位が低く干上がりかけている状態…。取り急ぎ小さな池を掘りましたが、その小さなスペースに続々とカエルたちが産卵しにやってきました。その時は最低限の大きさしか掘れませんでしたが、今年こそはきちんと整備をし、カエルたちが安心して産卵できる場所を確保したいと思っています。

これはカエルたちのための活動ですが、自分の掘った池に続々と卵塊が増え、オタマジャクシとなり、子ガエルとして上陸していく姿を見届けることは、関わった人間しか感じることができない喜びです。

できる時間、できる範囲のお手伝いで十分です。みなさんのお手伝い、ぜひお待ちしています♪

※ちなみに近年これらのカエル類の生息場所が急激に減少しており、ニホンアカガエル、二ホンヒキガエルは共に福岡県では「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。